世論調査の実施方法には以下の4つの方法があります。
面接調査
世論調査の方法として、最も一般的でかつ精度も高いものになります。
しかし、イメージしていただくとわかると思いますが
・時間や人件費が膨大にかかる
・不在にしがち(深夜帰宅など)によって調査相手に会うことが困難
・防犯意識の高まりにより調査を拒否する人が増加
などの理由によって難しくなってます。
郵送調査
調査票と返信用封筒を対象者宛に郵送で送り、調査を依頼する方法です。
朝日新聞の郵送調査では謝礼品のボールペンも同封されてるようです。
文章での調査のため、長い質問文、多い選択肢での調査も可能になります。
調査員と直接対面するわけではないので、本音の回答が得られやすいのも郵送調査の特徴です。
その一方で、時間と手間がかかる上、対象者以外が回答する恐れもあります。
RDD(電話調査)
RDDとは以下の通りです。
「RDD」とは「ランダム・デジット・ダイヤリング(Random Digit Dialing)」の略で、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて番号を作り、電話をかけて調査する方法です。この方式だと、電話帳に番号を掲載していない人にも調査をお願いすることができます。
朝日新聞デジタル参照(https://www.asahi.com/politics/yoron/rdd/)
このような方法で電話をかけるため名簿なしで調査が可能になります。
ただし、突然電話をかけるという方法になるため上長時間の調査には向きません。
そのため質問文は短く、選択肢も少なめにします。
いきなりの電話に苦情が多くなりがちだそうです。
私もかかってきたことがあるので、その気持ちは分からなくもないですが笑
そのときの話はこちらをご覧ください。
内閣支持率調査ってどうやってるの?(GS調査センター/株式会社グリーン・シップ)
インターネット調査
調査の管理が容易で、複雑な質問も可能な調査方法です。
ただし、調査対象がインターネットの利用者に限られる上、匿名性が高く本人を特定することは困難になります。