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投資をしなければいけない理由

こんにちは!

投資って聞くとどういう印象を持ちますか?

最近はコロナショックからの株価の急激な上昇で、世界的に高値を更新してます。

そういうニュースを見て「興味あるなあ」「やってみないな」って思う人もいれば、

「投資ってギャンブルでしょ?」とか「結局最後は負けるんでしょ?」というネガティブなイメージを持っている人もいると思います。

そこで、今回は「投資をしなければいけない理由を」まとめていくので参考になれば嬉しいです。

なぜ投資をしなければいけないのか

伸びない賃金

ひと昔前のように、年功序列で毎年給料が増えて、退職金と年金で老後乗り切れるなら、投資なんてしなくてもいいでしょう。

しかし、そんな時代は終わりました。

バブルが崩壊した1990年前半から現在までの30年間で日本の賃金は上昇することなく横ばいとなってます。

会社員として働いている人なら、うすうす感じているはずです。

このトレンドは今後も続くと考えられますし、増税などの税制改悪があれば手取りベースではさらに減っていくと考えられます。

将来年金の受給額が減っていく

みなさんご存知のように日本では、少子高齢化が進んでます。

長生きする高齢者が増える一方で子供が減っていくこの状況は、増え続ける年金に対してそれを支える現役世代が減っていくことを意味してます。

そもそも、年金は1人の高齢者を多くの現役世代が支えることで成立する制度です。

1950年には1人の高齢者を12.1人支える胴上げ型になっていたため年金制度が成り立ってましたが、2018年では2.1人で1人の高齢者を支える騎馬戦型、2065年には1.3人で1人の高齢者を支える肩車型になるとされています。

支えてくれる現役世代が減っていくので、それに合わせて今後年金の受給額が減っていくことは避けることができません。

これらの理由から、給料だけに頼るのではなく、「お金に働いてもらう」仕組みを作って、補っていく必要があります。

その仕組みを作っていくのが「投資」です。

何に投資をすればいいの?

初めて投資をする人がまず始めるなら、投資信託がいいでしょう。

投資信託とは、みんなから少しずつ集めたお金を、大きな資金としてまとめて、プロが株式や債券などに投資をし、その結果得られた利益を投資家に分配するというものです。

投資信託には大きく分けて2種類あります。それはアクティブファンドとインデックスファンドです。

アクティブファンドとは、日経平均株価・TOPIX・ダウ工業株30種平均のようなニュースでよく耳にするような指数を上回る投資成績を求めて、ファンドマネージャーが銘柄を選定し、運用しているファンドです。

インデックスファンドは、先述した日経平均株価・TOPIX・ダウ工業株30種平均などの指数に連動することを目指して運用するファンドです。

アクティブファンドとインデックスファンドどっちがいいの?

結論から言うとインデックスファンドです。
その理由は

・低い運用コスト
・インデックスファンドの運用成果を超えるアクティブファンドが少ないから

先述したようにアクティブファンドは指数を上回る成果を上げるために、運用者が銘柄の選定や相場を見て入れ替えを行なっています。

つまり人件費がかかっているわけです。

そのため、購入時にかかる購入時手数料(3%くらいかかることが多い)や、運用コストである信託報酬(2%かかるものもある)が高くなります。

一方、インデックスファンドは指数に連動することを目指すものなので銘柄の選定や入れ替えというのは、運用者が行うわけではありません。

日経平均であれば日本経済新聞社が、ダウ工業株30種平均であればダウジョーンズ社が銘柄を選定しています。

そのため、インデックスファンドの運用者の役割はいかに指数と完全に一致させるかであり、アクティブファンドほど手間がかからないため、購入時手数料はノーロード(0円)、信託報酬も1%以下のものがほとんどです。

つまり、アクティブファンドの高額な手数料は、足に重りをつけたまま走るようなものなので、何もつけずに走るインデックスファンドに軍配があがります。

でもアクティブファンドはプロが運用してるってことは、高いコストを踏まえても、運用者の腕次第ではインデックスファンドより儲かるんじゃないのって思う人もいると思います。

確かにインデックスを上回る成果をあげているアクティブファンドもあります。

でもそれは、1年とか3年で見た時の短期間で見た時のものであり、10年20年の長期で見たときにインデックスを上回ってるものはほとんどありません。

以上の理由からインデックスファンドの方がいいでしょう。

どこの証券会社で買えばいいの?

インターネット証券を利用するべきです。

その中でも楽天証券・SBI証券あたりが良い選択になると思います。

その理由は、両者とも手数料が安く、優良な投資信託やETFなどを多数扱っているからです。

よく投資初心者ほど、対面の証券会社(野村証券や大和証券などの大手の証券会社)はCMが流れていたり、都心部に立派なオフィスを構えてるので、安心できると言う人もいます。

でもよく考えて下さい。

その広告費やテナント料、そしてそこで働いてる人の給料はどこから出ているのでしょうか?証券会社は高給取りなことで知られてますよね?

答えはもちろん顧客に株式や投資信託を販売するときの手数料が原資になってます。

一方でインターネット証券は、広告費はかけてますが、全国に支店を設置したり、大量に営業員を抱える必要もないのでテナント料や人件費は対面の証券会社に比べるとはるかに少なく済みます。

その分、安価な手数料でサービスを提供できるわけです。

また、インターネット証券は自分で買う商品を選んだりと勉強していく必要がある一方、無駄な商品を勧められることもありません。

例えば、インデックスファンドの方がいいという話をしましたが、対面の証券会社の営業マンがインデックスファンドを勧めてくると思いますか?

答えはノーです。

売ったところで1円の販売手数料も入ってこない商品を積極的に勧めてくるわけがありません。

以上の理由から、手数料の安いインターネット証券がある中で、旧来の対面型の証券会社を利用する必要はありません。

たまに、手数料が高いことは承知の上で、それでもなお「営業マンが親身になって説明してくれるから」とか「プロに任せたほうが安心できるから」と言って対面の証券会社で取引してる人もいますが、彼らも仕事なのでそりゃ親切にします。

それに厳密に言うと証券会社の営業マンは「運用のプロ」ではなくて「金融商品を販売するプロ」です。

いかに顧客に売り買いさせて手数料を稼ぐかが彼らの営業成績になる以上、顧客の利益と相反することは容易に想像できるでしょう?

自分の資産は自分で守っていかなければなりません。

これからも、投資についての記事も書いていくつもりなので参考になれば幸いです。