現代社会ではなにかとストレスを感じますよね。
満員電車、馬の合わない先輩、理不尽な上司、そのくせ上がらない給料・・・・。
いきなり愚痴ばかりでごめんなさい。
最近仕事が忙しくてイライラしてました。
でもストレスって人によって感じ方が違いますよね。
なにか理不尽なことを言われてイライラする人もいれば、聞き流してケロンとしてる人もいます。
このように、同じような出来事に対しても、重く受け止める人もいればそうでない人もいます。
でも、うまく聞き流してるように見える人も無意識のうちに身体はストレスを溜めているものです。
そこで、ストレスを客観的にみる方法として「勤労者のストレス指数」があります。
勤労者のストレス指数とは
図表(出典元『精神神経学雑誌』出来事のストレス評価)
https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1100030182.pdf
米国の社会学者ホームズと内科医レイが1967年に発表した「ホームズとレイのストレス度表」をもとにして作成されたものです。
「ホームズとレイのストレス度表」とは、5,000人の患者を対象として、過去10年間にわたるライフイベントについて、個人が感じるストレスの程度を0〜100点で自己評価してもらい、(「結婚」を50点として)項目ごとの数値を平均化したものです。
この調査を精神科医の夏目誠氏などが日本的に改変してできたのが上記の「勤労者のストレス指数」です。
画面をスクロールする前に一度、どれくらい当てはまってるかチェックしてみてください。
合計点数が300点を超えると要注意
結果が300点以上になった人は要注意です。
なんと300点を超えた人のうち、79%が翌年に何らかの身体疾患を訴えており、ストレスの蓄積と身体疾患の頻度が比例することが明らかになりました。
この表でいうと4個〜6個以上当てはまった人は300点を上回ることになります。
つまり、当てはまった人は、自分では乗り越えたつもりでいても、身体は確実にストレスを感じてるということです。
なので、あてはまった人は気分転換をしてリフレッシュしたほうがいいですし、自分の周りに上述したような経験をした人がいれば、気にかけてあげたほうがいいかもしれませんね。